終わりのクロニクル 2〈下〉

終わりのクロニクル (2下)読了。

うわーい、なんかえろえろなシーンがあるようハァハァ(;´Д`)

……ま、それはともかく一気に読んでしまいましたよ。

テンション落ちることなくこの文章量を読ませてくれるんだからまさにグッジョブです。

キャラもようやく見分けがつくようになってきたし(笑)

鹿島の奥さん、奈津さん萌えー(え いやぁ、ああいう奥さん素晴らしいでしょ。

(2005-07-23追記)上巻に続き、再読終了。

この辺で、すでに各登場人物の関係が仄めかされていることに気付いたり。“軍”の竜美を姉と慕う少年(飛場少年)の存在や、荒王の制御に用いられた美影型(=美影)やら、感心することしきり。

上下巻を通して、新庄が佐山についた「嘘」、鹿島が奈津についた「嘘」など、大切なものを守りたいから通すしかなかった様々な嘘を抱え、佐山の言を借りるなら「正しく間違うために」それらと向き合うことを選択するための戦いが、今回の全竜交渉であったのだと言えるかと。

六十年前の出来事により遺された想いと意志が、ようやく現代において結実していく結果を追うことができるのは、まさに幸いだと言えるでしょう。