機動戦士ガンダム00 2nd Season #17『散りゆく光の中で』

アンドレイの回想。軍人たらんとするセルゲイに反目するきっかけとなったのは、父が母を軍紀に従い見殺しにしたと確信しているから。そして、そんなアンドレイもアロウズの組織に組み込まれることによって、父と同じ轍を踏みそうな予感がひしひしとしますが……。

もう一基存在したメメントモリの姿を視認し驚愕するプトレマイオス。低軌道ステーションをそれで掃射するという作戦に、マネキン大佐さえも反発を覚えるけれど、もはやこの段階でそれを止める術などなさそう。そして、予想通り、連邦政府は6万の人質ごと、このクーデターの事実を消去しようとしてるわけですね。しかし、人類の共有資産である軌道エレベータすらためらいなく破壊する神経、

メメントモリ破壊のため、ダブルオーライザーでの出撃を決意する刹那。オーライザーのコクピットに座る沙慈とともに、衛星軌道を目指します。てか、出撃して合体する意味、あったんだろうか……?

迎撃に出たエンプラスごと、トランザム化して振り下ろすイデオンソードビームサーベルでメメントモリを両断しようとする刹那。あれだけプトレマイオスが苦労して撃破したというのに、単機でこの攻撃とは……もう1機だけスーパーロボットですね。しかし、完全撃破のまえに放たれるメメントモリの一撃! 崩壊していく軌道エレベータ。これはコロニー落としとまでは行かないけれども地上に甚大な被害をもたらすこと間違いなしの二次災害。

人口密集区へのピラーの落下を食い止めるために、全チャンネルで救援を請うスメラギさん。ガンダム3機だけでは決して成し遂げることのできないこのミッションに、ついに応える各勢力。そしてアロウズの部隊までもこの危機に協力をするけれど、現場にてクーデターの主犯がハーキュリーであることを確信したアンドレイは……。

ピラー落下の痕を大地に刻んで、その大惨事の責任をハーキュリーにぶつけ、彼の機体を撃墜するアンドレイ。そして、その矛先は彼とともにいたセルゲイにも向けられて。あああ……結局、親子のわだかまりを解くことができぬまま、セルゲイ大佐散る。それを間近で見たマリーの絶叫が響いて。こうして、また生まれる憎しみの連鎖。マリーは果たして顔見知りであるアンドレイが父を討ったことに気付いているのか? そして、戦いから離れさせようとしたアレルヤの願いはこのまま叶えられないのか。

次回、一気に時間が飛びそうですがどうなる? ……刹那の傷、完治しないのかな。

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