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ラッキーチャンス! Tag Archive
ラッキーチャンス!〈4〉
マサト。大好き。と~っても大好き♪ 大好き大好き大好き。だから……だから! 思いっきりぶん殴ってあげる!
キチが雅人のクラスに転入してきた。何もかもが初めての体験に喜ぶキチと、それを見て和む雅人。けれど、雅人の運気は一向に上昇する気配もなくて。そんな雅人たちは、校長室を訪れていた“恋の伝道師”こと占い師のマルクリエール里子から恋のアドバイスを享受する。意中の相手と仲良くなるために、それぞれがしなくてはいけないことって……。
物語が動き始めたと同時に、みんなの魅力も大増量。キチも二之宮さんも沙代ちんもみんな可愛いぞおおお!! な第4巻。
いやいや、ようやくエンジンかかってきたのかと思わんばかりのにやにや展開。それぞれのキャラを中心に据えたエピソード3編にプロローグエピローグを加えて、お色気分もたっぷりでお送りしております。ムッハア!
恋を叶える手助けを託宣された雅人たちは、それぞれの思い人ともっと仲良くなるために、その条件をクリアしようと躍起になるわけですが。ここに有沢まみずらしい変態どもまで乱入してきてドタバタは止まることを知らず楽しい楽しい。兄の変態さ加減についに堪忍袋の緒が切れる二之宮さんパワフルだよ二之宮さん。
まぁ、それはともかく、自身の恋心に無自覚なキチも、少し意識し気持ちと向き合い始めた二之宮さんも、意地を張って素直に捉えようとしない沙代ちんも、みんながみんな想いを遂げて幸せになってほしいなんて思えるくらいのハッピーさなんだけれど、やっぱりそこは誰かひとりが選ばれざるを得ないような展開になるんだろうなあ。
エピローグが意味深で、戻ることのできない、いつか終わりの来るひとときの幸福な時間というものを否応なしに意識させますが、そこは上手いこと雅人が立ち回ってみんな幸せにしてあげてほしいものですね。
hReview by ゆーいち , 2008/10/14
- ラッキーチャンス! 4 (4) (電撃文庫 あ 13-24)
- 有沢 まみず
- アスキー・メディアワークス 2008-10-10
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ラッキーチャンス!〈3〉
わたしはお前をただ幸せにするんじゃない。これからは“とびっきり幸せ”にするんだ!
ありがた迷惑なことに不運に愛された雅人にとって、試練の日がやって来た。月に数度の大災厄の日。普段の不運に輪をかけて悪化する雅人の運気。果たして無事に明日の朝日を拝めるか!?
相変わらず楽しいお話。どんどんハーレムルートが進行して行っているような気がしますが、キチの愛らしさは今回も絶好調。直球ど真ん中の「大好き」はなんとも心が温かくなること。
新キャラも登場したり、前巻の雪辱を期す天草沙代もちょっかいを出してきたり、ほのぼのドタバタで雅人の周りは賑やかで楽しげですね。本人は役得しまくりで、運気はそのフラグ運に全部つぎ込まれてるんじゃね? 的な疑惑すら浮かんできたりしますががが。
そして、作中最強の耳年増キャラとなった沙代の明日はどっちだ!? 何かにつけて変な妄想膨らませ赤面しまくるなんて、いやらしい娘っ!
ま、それはともかく、前巻ラストのキチの変貌が嘘のように穏やかな第3巻。沙代の参戦で、雅人を巡る争奪戦は混迷の色を深めていきそうですが、このまま嬉し恥ずかしラブコメ路線を爆走してくださいませ!
hReview by ゆーいち , 2008/05/15
- ラッキーチャンス! 3 (3) (電撃文庫 あ 13-22)
- 有沢 まみず
- アスキー・メディアワークス 2008-05-10
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ラッキーチャンス! 〈2〉
わたしは、お前のことをこのまま“大好き”でいて……いいのか?
校長の機転で雅人の“妹”として二之宮さんに紹介されたキチは、なんだかもやもや。そんなある日、雅人の噂を聞きつけて、二之宮さんの兄・速彦が登場。妹を溺愛する速彦はあの手この手で雅人を排除しようとするけれど、二之宮さんには頭が上がらないみたい。そして、彼女の誘いで雅人がデートすると決まり……。
そんなドタバタな日常の裏側には、ふたりを監視すべく派遣された特命霊的捜査官・天草沙代の影が。
いやぁ、前巻でも溢れんばかりの可愛さでしたが、“大好き”な言葉を得た彼女は、さらに加速しています。誰憚ることなく、その言葉を声高に告げる彼女の無邪気さと一生懸命さはなんとも愛でたくなりますね。不幸だ不幸だと言いながら、キチと二之宮さんに慕われて、この、ラッキースケベめ!
けれど、不穏な空気も漂っていて。天草沙代の登場で、キチがかつて疫病神であったという事実が、今後大きく物語を左右しそうな要素に。存外に大きな力を持っているっぽいキチが、雅人ひとりのために、その力を善いことに使うのか、あるいは、悪しきことに使うのか、その手綱を握っている雅人の動向とともに、彼らの運命は大きく加速していきそう。
基本、コメディで、楽しさ全開で読んでいて非常に気持ちが良いですね。シリアスに展開するシーンも、殺伐となりすぎず、そこはかとなく優しさが感じられてすっきり。いやいや、かなり先が楽しみになってきました。
天草さんは、なんだかんだといって、雅人にデレそうだなあ。あのギャップがたまりません。あと、兄は異常。なに、あの変態(笑)
hReview by ゆーいち , 2008/02/17
- ラッキーチャンス! 2 (2) (電撃文庫 あ 13-21)
- 有沢 まみず
- メディアワークス 2008-02-10
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ラッキーチャンス!
元疫病神から福の神へ華麗に転身!? ってその肩書きの段階で泥船に乗った気分なんですが……
「日本最強」を自称する“ごえん”使いの霊能力者で高校生の主人公・外神雅人はなぜかとことん運がない。運のなさでも日本一やもしれぬ彼の元に、福の神・キチがやってきた。雅人を幸せにすると意気込むキチは、けれど福の神になりたての新米で、やることなすことちょっと空回り気味。不幸のどん底にありながら健気に前向きに生きる雅人は、ここから幸せを手に掴めるのか!?
というのは置いておいて、有沢まみず作品は初。『いぬかみっ!』はすでに既刊が結構出てたので手を出してなかったんですが、新シリーズということで読みました。
不幸な主人公と世間知らずな福の神の少女という組み合わせはコメディとして非常に楽しく仕上げられる素材ですね。雅人が霊能者ということで、第1話でバトル的な描写もあったんですが、2話3話ではその辺なくてコメな展開。なんとも空気が暖かくて、読んでいて安心できる雰囲気です。
ヒロインとなる福の神のキチは、元・疫病神というスゴい肩書き。長い年月を生きているはずなのに、その性格や知識は外見通りの幼いもので、世間知らずな彼女に振り回されつつも、それに順応して新しく始まったふたりの生活を楽しんでいこうという雅人の態度も真っ直ぐで好感です。そのおかげで、気になる彼女との距離は微妙な感じですが、朴念仁な主人公がそのフラグに気付かないというのはもはやお家芸といっても過言ではなく、すわ三角関係!? と修羅場を予想しても、このいい人揃いな世界だとなんとはなしにほのぼのしてしまいそう。
シリーズものなので、第1巻は説明的な部分もありつつ、綺麗にまとまっていましたね。エピローグでなんだかタイムリミットを予感させる描写があるんですが、それが何を意味するのやら。キチの出自に絡んだものなのか、後半は何気にシリアスな展開が待っているのかな? ともあれ、お話的に楽しませてもらったので、続刊に期待が持てます。
──全くの余談ですが、キチから、ゆのはかスワティのどっちを連想するかで世代が知れると思いました。ええ、私はどっちも知ってますともさー。
hReview by ゆーいち , 2008/01/03
- ラッキーチャンス! (電撃文庫 (1528))
- 有沢 まみず
- メディアワークス 2007-12-10
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