ライトノベル,読書感想,電撃文庫

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俺は、お前がいつも通りなのがいいんだ。お前がいつも通りに笑ってて、いつも通りに喧しくて、いつも通りに頑張ってるのがいいんだよ。んで俺はそいつといっしょにいたいだけで、それを近くで見ていたいだけで、そのためなら何だってするってだけで―― ...

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でも、俺は別に嫌じゃない。俺は一般人で、お前らは変だけど、俺は別にお前らが怖かったりお前らに苛々したりお前らのせいで苦しんだりしない。

浩介の目の前でいきなりスカートの裾をぎりぎりまで捲り上げる、ちょっと不思議な女の子・涅 ...

ライトノベル,読書感想,電撃文庫

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だからさ、これを私が守れるのなら、私にしか守れないのなら、それもいいかなって思うの。それだけよ……ありふれてて、安っぽい自己満足なのかもしれないけど。

私立千歳井高校。那霧浩介が転校初日に連れていかれたのは医術部というちょ ...

ライトノベル,富士見ミステリー文庫,読書感想

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それで良いんです。陳腐な言葉で構わないんです。貴女にそれが伝わるのなら。

前巻から思いっきり続いていて、そしてシリーズ完結。僕と志乃ちゃんの再会とともに起きた事件の真相解明と、最後の事件。

失われてしまったもの ...

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『貴方』に問いたい。もし『それ』が真実でなかったら、『私』はどうすれば良い?

世間を騒がす猟奇殺人事件に、僕はかつての事件を思い出していた。今回の事件と同じ異常性、同じ悪夢のようなその事件の犯人は、しかし、あのとき死んだは ...

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問題は誰が嘘を吐いているかじゃない。誰が、どれだけの嘘を吐いているか、である。

実家へと帰省した僕は年賀状の中に忘れもしない名前を見つけた。大薙詩葉。高校時代の僕の彼女、そして、今はもういない彼女からの年賀状を。帰省前に届 ...

ライトノベル,富士見ミステリー文庫,読書感想

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夢の最果てはね、本人がそれを自覚した瞬間に現れる

志乃の母親の随伴して訪れたパーティ。場違いな雰囲気に恐縮する僕の前に現れたのは鴻池キララ先輩と、厳つい警察官の冨樫さん。先日発見された身元不明の遺体の傍に、このパーティの招 ...

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第2部スタート 志乃の内面の変化が語られるミステリ風味(?)な物語

僕の退院祝いの帰り、先輩からもらった、画家・九瑠夜明日の個展のチケット。その個展で出されたクイズに正解した志乃は、保護者代わりの僕を伴って、九瑠夜明日のア ...

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人を呪わば……あれ、墓穴が五つ?

前巻と次巻を続くかのような、閑話休題的なエピソード。

志乃ちゃんと僕の距離が縮まったりしたかと思ったら、真白ちゃんの乱入で微妙な空気が流れたり、何このラブ寄せ? エピソードがど ...

ライトノベル,富士見ミステリー文庫,読書感想

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読了。

うん、いい感じで第一部完。主人公と志乃の心の交流、というかその関係の進展は非常にゆっくりとではありますが、互いの望んでいた最良の未来へと向かっていくような希望がありますね。ぶっちゃけ、ここで完結しても悪くないんです ...