読書感想– tag –
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えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?!
つらいとき、かなしいとき。希望をくれる小説があった。笑わしてくれる小説があった。そういう小説を僕は書きたいと思っている。 羽沢雛太は中学三年生の時に一迅社文庫大賞を受賞し、今ではラノベ作家と学生、二足の草鞋を履く高校生。新作の執筆に行き詰... -
氷結鏡界のエデン 楽園幻想
ようこそ。穢歌の庭()へと昇り帰った者よ。千年、凍てついた楽園がお前を待っていた。 凍てつく大海の遙か上空に浮かぶ浮遊大陸オービエ・クレア。そこは幽玄種と呼ばれる存在に、絶えず脅かされ続ける世界。幽玄種の侵攻を結界により防ぐ巫女の役目を負... -
死神のキョウ〈3〉
――遠慮とかしないでいろんなことを俺にぶつけてきてくれていいんだ。おまえが俺の隣にいてくれると言ってくれたように、俺もおまえの隣にいるから。 キョウの妹分で死神見習いのココロが現れてから、恭也の日常はますます賑やかになる一方。しかし、乗り合... -
されど罪人は竜と踊る〈8〉~Nowhere Here~
あたしはガユスが好き。愚かで弱くて嘘つきでも、ううん。だからこそあなたが好き。愚かさも弱さも嘘も、あなたの優しさで長所だから。あなたが他の女の人を好きでも、あたしはガユスを愛している。 記憶を失くしたアナピヤの故郷へと向かうガユスたち。最... -
蒼穹のカルマ〈3〉
駆真さん、あなた――在紗の全てが好き……そう仰いましたよね。――もし在紗の全てを知っても、本当に好きでいられますか……? わたし、鷹崎駆真。花も恥じらうおしとやかな十七歳の女子高生。今日はうっかり寝坊しちゃって、食べかけのトーストを口にくわえ、通... -
もて?モテ!〈5〉 ある日俺だけなぜか混浴!!
とりあえず、この儀式は終わったわけですが、リョウ君……続き、しますか? 学期末テストが終わり、六花の補修も無事に乗り切り、ようやくみんなで始まった良太郎たちの夏合宿イン孤島。そこで巻き起こるトラブルは孤島につきものの殺人事件(?)に夏の風物詩の... -
僕は友達が少ない
これはそんな残念な部活に集う残念な連中の、開始十ページにしてヒロイン二人がゲロを吐くような、とても残念な日常の物語――…… 学校で浮いている羽瀬川小鷹は、いつも美少女だけれどいつも不機嫌にしているクラスメイトの三日月夜空が、ある日ひとりで楽し... -
シャギードッグIV 人形の鎮魂歌~reborn~
では力を引き受ける覚悟をなさい。強くなることを自分に許しなさい。人は良きにつけ悪しきにつけ、みずから許しただけのものしか手にすることはできないのです。 カイから言い渡された再戦の比は刻一刻と迫り、しかし、大介は回復すらままならない自身に悩... -
れでぃ×ばと!〈9〉
ねえ、ベルトで拘束した四季鏡さんを秋晴が無理矢理脱がそうとして、助けに入った深閑先生と二人で谷に落ちたっていう噂が白麗陵で広まっているんだけど……釈明は、ある? 従育科の生徒たちに深閑より科せられた次なるカリキュラムは、冬山の踏破。雪原でス... -
ちょコワ、いかがでしょう? ほんとにあった、ちょいコワ奇譚集
幽霊はいなくても、幽霊を出現させる呪いはある。そんな風に思っているんだよ。 富士見書房でアルバイトをする矢作妹兎子は、編集者として作家・水城正太郎の担当をすることになった。小説のネタとして怪談を蒐集していた正太郎とともに、怪談小説を作るこ...