ベン・トー 2 花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕 オイレンシュピーゲル肆 スプライトシュピーゲルIV オイレンシュピーゲル 3 スプライトシュピーゲル 3 スプライトシュピーゲル2 ご愁傷さま二ノ宮くん9 オイレンシュピーゲル 2 オイレンシュピーゲル 1
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ベン・トー 2 ザンギ弁当295円07.06.08

stars 心を濁すな、狙いを澄ませ。今、想うべきは一つだけだ。

半額弁当争奪戦の世界に足を踏み入れた佐藤洋のもとに、従姉の著莪あやめがやって来た。彼女も、洋と同じく気高き狼たちの一匹であり、すでに「湖の麗人」の二つ名まで持っていた。あやめの目的は、「氷結の魔女」槍水仙との対決。しかし、あやめと仙との邂逅は、大きな陰謀のもと張り巡らせられた戦いの初戦に過ぎない。その背後には、帝王と呼ばれる東区内最強の男の影があった。

この無闇やたらと食欲をそそられる弁当の描写はなんとかなりませんかね!? 食べたくなって仕方がありませぬ!

とまぁ、半額弁当を命を賭けて争い、戦い、奪い合う狼たちの物語の第2巻。今回もバカなノリと熱い戦いと、そして、増量したエロコメ分でお腹いっぱいになること間違いなしですね。

洋は相変わらずギャグパートな部分では身を挺して、さらには貞操の危機に瀕してまで、笑いを提供してくれますが、ひとたび弁当を巡る戦いの場となれば、時にはライバルと共闘し、時には完膚無きまでに打ちのめされ恐怖に飲まれ、時にはその恐怖をすら誇りを持って真正面から立ち向かう、となんだか主人公らしい見せ場が多かったですよ?

今回の敵、帝王は気高き狼たちの戦場を、己の欲望のために穢そうとした倒すべき相手。その陰謀によって手傷を負った最強たる魔導師の窮地に駆けつける洋とあやめが勝利の鍵。その背後で生まれていた、帝王配下のラチェットとの友情じみた心の交流だったりも熱かったですねえ。

にしても、あやめの登場で、ヒロイン格がさらに増えました? 仙自体は洋を特に何とも思っていないようだし、白粉は腐りきってるあっち方面の住人だしで、一番有利なポジションというか、このままくっついちゃいなよ、的な立ち位置にいるのですが、肝心の洋自身が、ヘタレというか、空気読めてないので、その辺、あやめからのさらなるプッシュを期待したいですね。主に乳房的な意味合いで。っていうか、当たり前に抱き合ったりって、それ、もう恋人同士ですからっ!!

hReview by ゆーいち , 2008/07/06

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花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕07.05.08

stars おい、グレン。貴様の親父に会いに行くぞ。

突然、グレンに「お前の父親に会いに行く」と告げたエミリー。グレンの父・ジョゼフは、彼女の命を狙い刺客を送り、エミリーの家臣たちの命を奪った怨敵。自らその懐に飛び込もうという無茶をグレンは諫めるが、そんな言葉に従うエミリーのはずもなく。しかし、王位継承を巡り不安定な情勢下でも世界は動く。北方では敵国ヴェルンストの軍勢がラゲーネンの山岳要塞へ迫りつつあった。

おいおいおい!?

なんですか、この急転直下の展開は。高まる戦争の機運の中、幼き国王のもと、一致団結して事に当たろうとしたその直後に、全てを台無しにしそうな大事件ががが!

もともと、そういう人の生き死にだったり、大きな流れとかには容赦がないお話だったけれど、ここでこういうイベントを持ってくると、この先の展開がとんでもなく先行き真っ暗に思えてしまってしようがないですね。

様々な謀略が渦巻く権力闘争の場を乗り越えたと思ったら、今度は国家存亡の危機とは、よくよく、エミリーの信奉する父たる神は彼女を安寧な生活に閉じ込めるのはお嫌と見える? 一体今後はどうなることやら。

エミリーを守るべきグレンは、なんだかその性癖が暴走してますが……。妹をどんだけ仕込んだんだと、アレは、いろいろと、不味いだろう的な妄想がほとばしりますが、まぁ、それはそれとして、とにかく生き延びてほしいなあと。

続刊もすぐに出るので、これは期待ですね。

hReview by ゆーいち , 2008/07/05

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オイレンシュピーゲル 肆 Wag The Dog07.04.08

stars だから、あたしは大丈夫だ。あたしたちは絶対に、仲間を殺したりなんかしない。

旅客機の占拠から始まる新たなる事件。亡命を求め着陸する中国最新鋭の戦闘機、空港内で人質を取るテロリスト集団、そして中国の暗殺部隊〈蟲〉。レベル3の特甲により与えられる力、失われる記憶に恐れを抱きながら、涼月は事件に向かい合う。敵はレベル3を基本装備とする特甲猟兵。過ぎた力を与えられたその手で、涼月は何を掴むのか。

こちらも負けず劣らずの面白さ。両サイドで起こった事件が密接にリンクして、ひとつの大きな物語の全容を描くという手法はこれまでと同じながらも、その密度と内容に圧倒されることひとしきり。なんだ、このとんでもない物語は。

自分という存在の不安定さと特甲レベル3の力、人格改変プログラムにより引き起こされた過去に怯えにも似た感情を抱く涼月。電話越しに凰と会話しつつ、あの会話の裏では彼女がこんな劣等感に打ちのめされていたとは想像も出来ず。それを冷徹に指摘するパトリックの大人さだとか、漠然と MPB の隊員として動いていた涼月がようやく目的を持って動けるようになったことだとか、この事件はやはり大きく彼女たちを成長させていってますね。それが強さに繋がり、レベル3をすら御しえるのか、今後さらに加熱していく戦いの中で答えが示されるのでしょうか。

陽炎は、今回のエピソードで一番ひどい目に遭わされたような。ミハエルとの関係は、なんだか少しずつ前進しているように見えますが、なかなか踏み込めませんね。あるいは、踏み込ませないのか。乙女な感じの陽炎と、とにかく格好いい大人なミハエルの対比は見ていて微笑ましい気持ちになりますが、容赦ない世界だけに気持ちが伝わる前に取り返しのつかない事態が起きないか、そんなことが心配です。

そして、夕霧と白露の通じ合えていそうで、別たれてしまった道は、もう修復不可能なんですかね。伸ばした手を取りたくても武器しか握ることのできない手では、彼女の手は掴めなくて、結局戦場で夕霧の手を掴み、彼女を助けたのが、凰であるということ。その事実が、夕霧が生きるべき世界、身を寄せるべき誰かを示しているような気がします。

にしても、4巻はどちらも合衆国の野郎共が良い役割を見せてくれてますね。皮肉で子どもたる涼月や凰を焚きつけつつ、しっかりと道を指し示し、導いていく、この出会いが、彼女たちの抱いていた漠然とした未来に、何らかの形を与えたように思えてなりません。こういう出会いを通じて、だんだんと成長していくんだろうなあ。

てなことで、こちらのエピソードも何と燃えたことか。今後リンクがさらに深まり、6人の共闘が見られたりしたら、感動ものだろうなあ。

hReview by ゆーいち , 2008/07/04

オイレンシュピーゲル肆
オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog (角川スニーカー文庫 200-4)
冲方 丁
角川グループパブリッシング 2008-05-01
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スプライトシュピーゲル〈4〉 テンペスト07.03.08

stars 世界が平和でありますように。私の本心からの願いだよ。

ミリオポリスで戦犯法廷が開かれる。大量虐殺を指示した被告であるアツィム将軍と、証言を行う七人の証人。彼らの警護を任じられた MSS。しかし、嵐の到来と共に襲撃を受ける証人たち。様々な思惑が絡む戦場と化す国連都市。そしてその法廷で真に裁かれるべき秘密が明かさるとき、世界の真実は残酷さをもって凰たちの前に姿を現す。

うおおおおおおお!?

全編大盛り上がりの第4巻。冒頭の凰と冬真のエピソードで、ふたりの距離が縮まったかと思いきや、その後の本編「テンペスト」ではこれまででも大概にとんでもない事態だと思っていた過去の事件を、軽くぶっちぎってくる展開。二転三転する状況に翻弄され、守りたいもの、守るべきものを、ことごとく喪っていく MSS の面々の痛みがこれ以上ないくらいに伝わってきますね。辛いし痛いし切ない。

序盤に展開する TRPG「世界統一ゲーム」からして異様な盛り上がり方。というかテーブルトークをここまで緊張感たっぷりに描いて見せたかと思ったえら、それが前哨戦にすぎないって、どれだけ後半が盛り上がるかってなもんです。けれど、そのゲームの中で、凰や乙、雛が国のトップとして演じ、経験させられたあらゆるものが、その後の展開に遺憾なく活かされているってのもすごいなあと。あのゲームの前後で、小隊メンバーの価値観というか意識ががらりと変わっているような印象がありますね。

そして、もうひとりのリヒャルト・トラクルの出現から始まる未曾有の嵐。喪われていく命、非情な現実に打ちのめされていく MSS のメンバーたち、信じていたものが反転し、正義と信じていたものが悪であるかも知れないという残酷さ、そして、自身のこころの不確かさに怯える気持ち、何もかも放り込まれた坩堝のような状況下で、それでも戦い抜いていく彼らの姿に刮目せよ、と。

ああ、もう、この凄さをどう語ればいいのやら。オイレンとのリンクがこれまたすごいことになって、こりゃまたあっちの物語が楽しみになることこの上ないですね。特に最後の戦闘の内容と、エピローグのビデオレター、なんか、こういうすれ違っていた両チームが、一瞬でもひとつになるような瞬間が見られたというのは、なんだか切なくて涙が出そうになりますね。

天井知らずに物語のテンションが上がっていきますが、あと2巻で完結とか。一体どんな結末が用意されているのやら、楽しみで仕方がありません。

hReview by ゆーいち , 2008/07/03

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Twitpress を改造して Wassrpress (仮)にする07.03.08

現在、マイクロブログは Twitter をメインに呟いていますが、なんだか今日あたり、Wassr への流れができていたので、アカウント作ってみました。

WordPress から Twitter への更新通知のポストは、Twitpress で行えていますが、Wassr も API が公開されているので、これを改造して対応できないかといじってみたらできたみたいなので、パッチを置いておきます。

適当にやったので関数名とかDB名の頭が大文字になっちゃってますが、気持ち悪いようなら適宜小文字に変更するなどして下さい。というか、置換で大文字小文字区別しなかったせいですががが。

ちょっと長くなったので、続きを読むの後に置いておきます。素人が適当にいじったせいで動作保証も何もあったものではないので、書き換えた場所だけチェックして自力で改造するのが良いと思います(^^;

一応、動くことは確認してありますが、ご利用の際は注意してください。

Wassbacker

Wassbacker を使えば、ブログツールから Ping を送信するだけで通知できるので、こちらのサービスにパスワード等を預けることを許容できるなら、こちらを利用するのも良いかもしれません。

続きを読む »

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