暴風ガールズファイト

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stars きっとみんなも好きになる。だから、一緒にラクロスしよう!

聖ヴェリタス女学院高等部へ進級した広海は親友との別れを経験し喪失感に苛まれていた。そして、新学期当日、嵐がやってきた。外部から入学してきた小柄な少女・五十嵐千果。ラクロスという広海には耳慣れないスポーツで日本一を目指すと高々と宣言した千果は、たったふたりの同好会を部に昇格させるために、部員集めを開始する。なぜか広海も巻き込まれ、嫌々ながらも彼女に付き合っていくけれど……。

ラノベにおいてはラクロスを題材にした唯一無二っぽい作品。日本では未だにマイナーなスポーツで、ルールもよく分からないけれど、それを順を追って説明していってくれるので、試合に至る段階では何となく動きが想像できるくらいにはなりました。千果に巻き込まれた広海の視点で物語が進むので、初心者が少しずつラクロスの動きに慣れていく過程とか、その辺の丁寧さが生きてきてますね。

スポーツを題材にしている作品は、そのスポーツの魅力をどれだけ描いてくれるかという部分で、没入感がかなり変わってきますが、本作は非常に良質ですね。足りない部員を集めたり、荒れ果てた練習場を整備して基礎練をしたり、初めての練習試合でそれぞれのポジションで活躍をしたり、初心者揃いのバラバラだったメンバーが、一緒の練習を通して、気持ちを一つにしていく、繋がっていく、そんなシーンの連なりが胸を熱くさせますね。

練習試合は辛さを与えてくれると同時に、千果や広海たちの気持ちを繋げ、そして新生したラクロス部を祝福するかのような観戦者たちの応援が彼女たちの努力の結実を祝福しているかのように暖かくて。最後の最後、広海の中でわだかまっていた、別の道を歩んでいった親友との確執の消失と、ラクロスへの未だ言葉にできない想いの誕生は、きれいできれいで本当に嬉しくなってしまいますね。

こういうスポ根もの好きですね。キャラも魅力的だし、話の筋も熱い。先の楽しみな物語です。

hReview by ゆーいち , 2008/01/19

暴風ガールズファイト

暴風ガールズファイト (ファミ通文庫 さ 3-5-1)
佐々原 史緒 倉藤 倖
エンターブレイン 2007-09-29

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2 Trackbacks to 暴風ガールズファイト

booklines.net
booklines.net 2008年1月20日 at 8:54:46

[佐々原史緒] 暴風ガールズファイト

ああ、今日から高校生なんだ。幼稚園のころから、聖ヴェリタス女学院に通う麻生広海は、親友が別の高校へ進んだことで、喪失感を味わっていたが、そんな気分を吹き飛ばしてくれたの…

神保町ジャンキーもしくは秋葉原ホーボー

暴風ガールズ

天空のアルカミレス (5)と一緒に買ったのですが。

悪いけど、上のとは比べ物にならん面白さ

「マリ見て」以上!断言してもいい。

暴風ガールズファイト (ファミ通文庫 さ 3-5-1)

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