幻想譚グリモアリスIII 誓えその名が朽ちるまで

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stars いずれ貴方は選ばなければなりません。すべてを知り、人間の資格を失うか。それとも、何も知らぬまま、平穏な暮らしに戻っていくか。

最愛の妹・祈祝が敵の手に囚われた事実を知り、誓護は激しく動揺する。妹を救うか、アコニットに手を貸すか、いずれかを選択しなければならない状況に誓護は苦悩し、そしてアコニットは決断する。誓護抜きで冥府へ帰還した彼女は、しかし、囚われの身となり自由を奪われてしまい……。

全開! 異能バトル!!

いや、まぁ、レーベル移籍して仕切り直しというわけで幻想譚がこの路線で行くということに今さら否やはないわけですが、本格的にファンタジー世界に突入してきた第3巻。

シリーズ特徴である、時系列のシャッフルが今回はかなり効果的だったような。いきなりアコニット囚われるわ、誓護は単身冥府へ乗り込むわ、あれ、前巻のラストってどんなんだったっけ? なんて自分の記憶を疑いながら読んでいったら、なるほどねえ。

妹至上主義だった誓護ですが、それと同レベルくらいに、自分の大切な友人を置いていることに少し彼を見直したり。自分の友人は決して見捨てないという、誓護自身の誓いを実直に守ろうとする姿は好感持てますねー。シスコンのダメ兄っぷりを全開にしていたちょっと前までの彼とは覚悟の座りが明らかに違うというか。

お話的にはアコニットのピンチを、これまで味方に付けてきた仲間たちとの連携で一気に逆転、さらに倍! な展開で、今回の敵キャラのアザレアを仲間に引き込んだのは微妙にヤンデレフラグを立ててしまったような気もしますが、孤立無援な状況から、なんとか冥府を相手取って戦えるくらいまで戦力が整って、これからは大規模な戦闘にも発展していきそう。まぁ、中心となるのは誓護とアコニットのコンビで、守られる側に回りがちだったアコニットの方にも、卍解もとい挽回の目はしっかり残されているわけで、強い彼女の姿をまた見せてもらいたいですね。

……まぁ、その前に、祈祝救出ミッションもあるし、彼女がこういった形で誓護やアコニットに対する楔になるとは、前シリーズの設定忘れるところでした。あちらの方の問題を解決しなければ背中が怖くて大命果たせませんね。取れる選択肢は少なく時間もわずか、ここからどんな機転で光明を見出すのでしょう?

hReview by ゆーいち , 2009/04/12

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One Trackback to 幻想譚グリモアリスIII 誓えその名が朽ちるまで

愛があるから辛口批評!
愛があるから辛口批評! 2009年5月19日 at 23:54:26

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