電撃文庫– category –
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れじみる。
読了。 ああ、ほのぼのって素晴らしい。 本編がいい感じに殺伐としてきている中で、閑話休題的に和む短編ばかりの一冊がリリース。いやいや、終始にやけっぱなしの読書タイムでした。硝子かわいいよ硝子。 どこか世間とずれているような【虚軸】である主人... -
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈12〉
読了。 やたらと良い場面で続いてしまった。早く続巻を!! 忘れ去れていたかと思われた大覇星祭罰ゲーム編、と思いきや上条さんの気付かぬ裏側では魔術サイドと科学サイドの衝突も起きそうで……。 上条と美琴のラブコメっぷりが見事で、空回りしすぎる美琴が... -
皇帝ペンギンが翔んだ空
読了。 文庫化されていない同名の連載作品からのスピンオフ作品ということで、そちらを読んでいた方がより楽しめる、ようなのですが、未文庫化のため読めず。電撃hpを取り寄せる根性もないためそのままさらりと読んでいきましたが。そういった意味で、本作... -
ぼくと魔女式アポカリプス〈2〉Cradle Elves Type
読了。 前巻の傷みがそのままフラッシュバックですよ。この救いのない展開。エピローグで残された希望の小ささにそれこそ絶望しそうになります。きっと最後にはハッピーエンド、そんな予想はエルフ・レンテンシアの生き様を見てしまうと、あり得ないんじゃ... -
サインをつかめ!
読了。 ひぃ~、予想の斜め上。ていうか、コオロギ君、君が登場人物の中で一番黒いよ!? 学園ものでこんな主役あんまりいねぇ!? エピローグさえ読まなければ、サインという不思議なメールを巡る四人の少年少女の物語、で片付きそうなのに、最後の最後でそ... -
フォーソルティアの風
読了。 大海に没した大地、空を行く浮遊都市、空賊、巨大戦艦、なボーイミーツガール。さすがに、これだけどこかで見た要素が並んでしまうと、いろいろ過去の作品を彷彿とさせてしまいなかなかオリジナリティという面では損してるなぁという感じです。 主... -
七不思議の作り方
読了。 主人公の千秋が、ビジュアル的に神様ゲームの多加良とかぶってかぶって。まぁ、こっちの主人公はむやみに切れキャラですが。あと、挿絵全般が微妙に行けてないなぁ。 物語全般の流れに起伏がなくて、七不思議を淡々と巡っていく展開がひたすらつづ... -
我が家のお稲荷さま。〈6〉
読了。 相変わらずまったりとした話の展開ですね。事件に巻き込まれる当事者にしてみれば、かなり切羽詰まった状況に違いないと思えるのに、淡々と起承転結しています。この平坦さ加減がこの作品ならではというか。 毎度毎度、物の怪たちが舞台となる鈴ノ... -
小さな国の救世主〈3〉いまどき英雄の巻
読了。 ここで終わっていればきれいな構成だった気がすると、次巻以降を読んだときに思いそうな結末でした。これ以上の展開は蛇足になりそうな雰囲気なんだけどなぁ。 ということで、あれよあれよという間に、国を救ってしまったラッキーボーイのお話の一... -
天空のアルカミレス〈3〉アルカミレスキラー・ガール
読了。 本作の的として描かれているテリオンは、その成り立ちからして人間らしい部分を多分に残しているために、明確な悪として認識することが読者にも登場人物にもしづらい部分がありますね。本巻では親をテリオンに殺された人間と、親をアルカミレスに殺...