リリアとトレイズ

シリーズ完結! 収録の短編も良い感じ

なんともらしい完結編。前巻の引きで不気味な雰囲気を漂わせていた囚人四十二番の正体は変態さんでした。というか、トレイズに焦がれすぎて頭のネジ吹っ飛んでるのはどうかと。最後の決戦のシーンの ...

再び列車を舞台に渦巻く陰謀

ちょっとした春休みの旅行のつもりで乗り込んだ列車を舞台に、まるで、前作『アリソン』のラストエピソードを再現するかのような殺人事件が発生。囚人四十二番と呼ばれる犯罪者の思惑通りに乗員が動かされてい ...

読了。

トレイズ、不憫な子っ!　姉に敵わず、リリアの尻に敷かれ、本当のことを伝えられないへたれ属性の王子の明日はどっちだ!?

何気にエピローグにて、やたらと気になる会話を書いておいて「続きは未定」って、そりゃな ...

読了。

待て、下巻、ということで、また良いところで終わってしまった。巻末収録の短編「騎士の背中」は、確かに重要なお話。「アリソン」読んでないとネタが分からないのはアレだけど。

前シリーズで起きた事件は風化せずに ...

読了。

うう、やはり前シリーズのアリソンを読んでおくべきだったかと、収録された短編を読んで後悔しきり。手紙形式って、シチュエーションのよっては、反則的な破壊力を持つよなぁ。時間的にはリリアが生まれるずっと前に、アリソンがヴ ...

読了。

世界を美しく見せる文章が印象的でしたねぇ。途中まで単なる旅行記かと思ったら、いきなり事件に巻き込まれて大変なことになるし、いい意味で予想を裏切られています。

ただ、この独特の会話がどうにも私には苦手かも ...