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城崎火也 Tag Archive
渚フォルテッシモ〈4〉
大地に触るんじゃないわよ……。大地を好き勝手にボコボコにしていいのは、この私だけなんだから!
顔を隠して歌手活動をしてきた渚に、芸能界デビューの話が持ちかけられた。顔出しのドラマ出演に乗り気でない渚は、大地を強引に付き添わせて東京のロケに赴く。一方、魔物を呼び出し、暗躍している正体不明の占い師により、浜森では謎の生物の目撃情報が続発していて……。
そして、その背後にもっと悪意を持った存在が出てきたわけですが、今回の事件の展開を見ると、シリアス路線に走ることはなさそうかなあ。
いろいろと張られていた伏線の回収が始まった感じもありますね。智仙丸とか、設定忘れてるひと多そうだけど。これって、アレですよね、じいちゃん? あと、無理にバトル要素を入れる必要はなさそうです。あんまり緊張感出ないので。
渚が芸能界デビュー? とかで、大地との距離が開くことに対する葛藤とかすっ飛ばして、ふたりの関係は落ち着くところに落ち着いたまま。むしろ、三角関係の残りの頂点である、朱里の行動が何かにつけて渚の心を波立たせている感じ。いい加減、大地は修羅場に巻き込まれて、自分の気持ちをはっきりさせるべきかと。
次巻以降は、消えてしまった大地の従兄が絡んでくるのかな。もう、いい加減黒幕も正体と目的を明かしてほしいところ。いや、本音としてはもっとラブ寄せした展開を見てみたいってことなんですが。
hReview by ゆーいち , 2008/10/26
- 渚フォルテッシモ 4 (4) (MF文庫 J き 2-4)
- 城崎 火也
- メディアファクトリー 2008-10
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渚フォルテッシモ〈3〉
三角関係進展? 渚、朱里に危機感を覚える
小説の新作執筆をしている朱里は、その小説のヒロインと自分をダブらせて、大地と上手く接することのできないことに悩み落ち込み気味の毎日を送っていた。そんなとき、朱里は同級生の里緒奈から彼女が遭遇したという巨大な白蛇の調査を、UMA研究会にしてもらうよう頼まれる。渚と急に仲が良くなったように見える大地。そんな大地と仲良くなりたい朱里は、勇気を出してこの依頼を研究会の皆に知らせて……。
大地を巡る恋のさや当て激化かと思われつつも、結局渚と大地のバカップル度が上がっているようにしか思えなかった第3巻。朱里の立場がかなり当て馬くさくなってきていて、なんともかわいそうな状態に。引っ込み思案な彼女の中に生まれた仄かな恋心は応援したいけれど、現状では入り込む隙間があるのかないのか? 終盤で思い切って行動に出たおかげで、渚をやきもきさせることに成功はしたけれど、その先は前途多難。一方的にライバル視されているけれど、どこかで吹っ切れて攻勢に出る日は来るのか?
渚は渚で、自分の気持ちに素直になれない生殺しの状態が延々と続いてますね。自宅に招待したり、手料理振る舞おうとしたり、大地のニブチンさも手伝って、どうにも煮え切らない。お互い憎からず想っているのに、その気持ちを形にできない不器用さが微笑ましいやら、じれったいやら。恋に生きる渚の母親の幸せな姿を見て、うらやましいとは思いつつも、自分の大地への気持ちを素直に肯定できない彼女は、今回の話を通じて芽生えた焦りや苛立ちの正体が嫉妬だと気づくことができるのでしょうか。
魔物事件の黒幕的な占い師が思い出したかのように登場したけれど、彼がどんな風に物語に関わってくるのか。今回の事件の顛末はなんとも苦いものでしたが、やはりここはラブコメ特化で進んでほしいなあ。
hReview by ゆーいち , 2008/03/07
- 渚フォルテッシモ3 (MF文庫 J き 2-3)
- 城崎火也 桐野霞
- メディアファクトリー 2008-02-21
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渚フォルテッシモ〈2〉
早くもデレ期到来!? 渚のツンデレ具合は直球ど真ん中 だがそれがいい!
渚の呼び出しに応じて、大地が学校へ行ってみたら、プールの更衣室から女の子の悲鳴。慌ててそこを覗いてみたら、生徒会長の空美の着替えに遭遇。そんな奇妙な出会いながらも、お互いの共通の趣味であるUMA好きが高じて意気投合。自分をほったらかしにしてUMA同好会を結成するためにメンバー集めに奔走する大地の姿に、渚は御機嫌斜め。
あれ、そういえば女子生徒の制服が盗まれるなんて事件も起きてたような? 今回も波乱の予感!
うはははは! 渚がテンプレ通りなツンデレ役を演じてくれながらも、それがあまりにもツボにはまりすぎてるせいでにやけが止まりません。そりゃ、恋する乙女は100人力。魔物だって素手でボコってしまいます。前巻のややシリアス風味な魔物とのバトルはどこへ行った。奥の手のレヴィアタンの出番は今後あるのか!?
新キャラの空美や、大地への好意を隠そうとしない朱里など、大地の周囲に集まってきた女の子たちにやきもきしつつ、自分のプライドと恥ずかしさから素直に気持ちを告げられない渚が可愛らしいですね。その分、実力行使でストレス発散されて、被害が拡大してるような気もしますが……(笑)
しかし、ケンカするほど仲が良い、を地で行くふたりはこれからどうなるのか。当面、渚の恋のライバルになりそうなのは朱里だけだけど、今回もラストでかなり渚と大地の距離は縮まった感じがします。これから朱里の怒濤のアプローチで巻き返しが図られるのか、それとも新たな台風の目が現れるのか。この心地好いラブコメ路線を今後もどんどん続けてほしいですね。
恐妻家のごとく、渚の一挙手一投足に戦く大地と、そんな大地の時たま見せる格好いい姿の胸を高ぶらせる渚のコンビは見てて大変微笑ましくなりますね。良作。
hReview by ゆーいち , 2007/11/05
- 渚フォルテッシモ 2 (2) (MF文庫 J き 2-2)
- 城崎 火也
- メディアファクトリー 2007-10
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渚フォルテッシモ
ツンデレ猫かぶりな人魚姫は撲殺バットがお好き
冒頭の展開で、自分の正体を悟られたと誤解し、実力行使でもって大地を黙らせようとする渚の凶暴さステキ。その後、なんだかんだで、大地と一緒に過ごす時間の、気の置けない雰囲気に癒されたり、ライバルになりそうな朱里の大地への想いに焦ったり、どっちつかずな大地の態度に一喜一憂したりと、ツンデレな渚の一挙手一投足が大変楽しい作品です。
魔物とのバトルとかはホントに味付け程度で、これから渚・大地・朱里の三角関係が面白おかしく転がっていくのかな。
MF文庫Jはラブコメの良作がそろってますなあ。それはそれで萌え転がりたくなるときには大変ありがたいレーベルです。
hReview by ゆーいち , 2007/10/30
- 渚フォルテッシモ (MF文庫 J き 2-1)
- 城崎 火也
- メディアファクトリー 2007-06
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鬼刻 二人舞
ああ、姉妹愛は美しい。ってそんな感想しか浮かばないのはダメだ。
いきなりラスボスっぽい圧倒的な存在に打ちのめされながらも、新たな力を得たり伏線が回収されたりと、確実に真相に迫りつつありますね。
しかし、バトルの描写とかよりも、精神的な悲惨さとかの描写の方が上手かったりするので、爽快感というよりは後味の悪さが残るんですよねぇ。そもそも志郎と優貴の関係がなかなか進展しないことこそが、不満の根幹だったりするのですよ。もっと愛がほしいよ愛が。
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