電撃文庫– category –
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半分の月がのぼる空〈2〉
読了。 良いところで続いてます。そして、切なすぎ。 手術へと続く覚悟は持っていても、目前に迫る死には為す術もなく怯えることしかできないわけで。些細な喧嘩がここまで尾を引いてしまうのは、里香の性格に因るところがほとんどでも、主治医の夏目が引... -
半分の月がのぼる空
読了。 あぁ、先を読むのが辛くなる導入ですね。 病院を舞台にしている以上避けられぬ生と死の空気は、前面に出てくるわけでなく、単純にそこに在ると感じられる絶妙な描写が素敵。辛いけど。 主人公の裕一とヒロインの里香の病人らしからぬ冒険は、微妙な... -
ソウル・アンダーテイカー
読了。 馬鹿いうヤツが馬鹿なんだいっ、と思わずいいたくなるくらい、馬鹿・馬鹿・馬鹿と。うん、そういう設定なのは分かるけど、読んでて悲しくなる。あんまり彼女をいじめないでやってほしい。とうの彼女は笑って受け流しそうですが。 序盤~中盤はそう... -
灼眼のシャナ〈9〉
読了。 母は強し、父も強し。というか、坂井家の両親は変です! 子の成長は嬉しくも寂しいというお話。 当事者たるシャナや悠二は大人の都合で殺されそうになったり、離ればなれにされそうになったりと、さんざんな目に遭わされますが(^^; 悠二の物語が始ま... -
灼眼のシャナ〈8〉
読了。 閑話休題。 あぁ、この作品て学園ものだったのだ、と再認識させられるエピソード。特になくても次巻とは繋がるのでしょうが、各人の日常を描き、変わるもの・変わらないものを静かに伝えてきます。 ラストはまた、どうするんだばりの引きで困ってし... -
灼眼のシャナ (7)
読了。 恋する乙女は一直線なお話。前巻の引きが、重い余韻を残したままだったので、冒頭はかなりきつい部分もありますが(^^; ここで、物語は一つのターニングポイントを迎えたということですか。己の想いを自覚し、前へ進むことを選ぶ。フレイムヘイズの... -
灼眼のシャナ〈6〉
読了。 うわあああああ、凄いところで続いたよ!? あとはもう、転げ落ちるだけ。日常は壊れるし、お互いの気持ちも変わり始めていきます。自分の気持ちに気付いたからとて、激動する周囲に飲まれていくだけで、それ以外に何ができるとというのか。 悠二を巡... -
灼眼のシャナ (5)
読了。 「炎髪灼眼の討ち手」シャナ誕生秘話、とでも言うべきエピソード。もっとも、シャナの出生についての謎は残ったままだし、先代の炎髪灼眼についても多くが不明という、隠された設定盛りだくさんな感じですね。 フレイムヘイズとしての生き方を選択... -
灼眼のシャナ〈4〉
読了。 燃え。前巻のバトル分の薄さを払拭するかのような戦闘シーンの連続。 萌えなシーンはほとんどなかったけど、これはこれでアリなのではないかと思ったり。 ようやく明確な敵対勢力というものが見えてきましたが、まだまだ謎だらけ。シャナVS一美嬢の... -
灼眼のシャナ〈3〉
読了。 うあああ、寸止め!? いろいろな意味で! 前2冊に比べると、ボリューム不足なのは、次巻へ続くからだったのですね_| ̄|○ もっとも、バトルは次回に譲るとして、今回のお話は日常がメインとなっているので、平和な学園生活の一端をかいま見ることが...