山本 ケイジ– tag –
-
MF文庫J
ナインの契約書〈3〉―Sympathy for the devil
見せてあげる。そして思い知りなさい。あんたの救ってきた人間の醜さってやつを。 一二三()は彼女とゲームをすることになった。舞台となる城の中に強制的に参加させられた人間たちを救い、定められた時間の中で正しい答えを導き出すというゲーム。疑心暗... -
MF文庫J
ナインの契約書〈2〉 The first day of last days
人間なんて救うに値しない、愚かな生き物だということを、あの人間に媚を売るだけのニセ悪魔に、よぉく理解させなきゃ。 人間と契約し望みを叶える代償に魂を得る。悪魔である九()は、九たちとは違う方法で魂を集め、追い込むための準備を始めていく。悪... -
MF文庫J
ナインの契約書―Public Enemy Number91
人生に必要なのは、砂糖と好奇心とわずかばかりの悪意さ。 とある街のボロビルに居を構える『九探偵事務所』。そこで探偵業を営むのは、銀髪の美少女・九()。表向きは探偵と名乗りつつも、ふたりの正体は魂を代償に、人間の望みをひとつだけ叶える「契約... -
富士見ミステリー文庫
麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ
読了。 いや、これはスゴいですね。富士見ミステリー文庫から出ること自体がスゴい。そして、中身の完成度も非常に高い。ミステリ調のホラーで、構成が意図的に複雑にしてあるせいか、序盤~中盤で主な登場人物が揃うあたりで、時系列と人物関係が混乱の極... -
ライトノベル
半月―山本ケイジ画集
近場で売っていたので思わず買ってしまった。 『半月』関係の未見のイラストもカラーで収録されていて大変よろしいのに、さらに橋本紡の掌編「花冠」がもう素晴らしい。短編集で終わったかと思ってたお話の続きが見られたことがなんとも嬉しいじゃないです... -
電撃文庫
半分の月がのぼる空〈8〉
読了。 これにてシリーズ完結の短編集。7巻から引き続きの「雨」の展開が幸せすぎて目眩がする。切り取られた日常の一部であっても、そこで交わされた心も、会話も、笑顔も、全てが輝いてます。青春万歳。 実際のところ、興が乗ってこのボリュームになった... -
電撃文庫
半分の月がのぼる空〈7〉
読了。 番外編ということで、本編から切り取られたほんの少しの時間を描いた短編集。 いや、ホントこういう作品がラノベで出てくるのが面白いというか。事件らしい事件なんてなくて、登場人物の日常と、彼らが経験した過去と現在を淡々とつづるだけで、一... -
電撃文庫
半分の月がのぼる空〈6〉
読了。 ただただ続く、平穏な日常。高校生の彼らの時間はいつまでも続くようで、その岐路は目の前に迫っていて。 冒頭からの裕一と里香と、仲間たちの何気ない日々の会話の一つ一つが、とても貴重なもので、そのためだけに本巻を書いたという作者氏の言葉... -
電撃文庫
半分の月がのぼる空〈5〉
読了。 事実上の最終巻。残りのエピソードは、おそらくは終わりを描くため? 裕一と里香の、当たり前な日常は、薄氷を踏むような危ういバランスの上に成り立つものであり、これまで裕一はそれに気付いてるつもりで気付いていなかったのでしょう。夏目の手... -
電撃文庫
半分の月がのぼる空〈4〉
読了。 夏目の過去話が中心のエピソード。裕一と里香の関係が、自身と小夜子さんとの関係と鏡写しだったからこその、彼の態度。理由は分かっても、腐ったままで居続けるか、行動することを選ぶかで、結末が変わってくれると嬉しいなぁ、と。 あぁ、でも、...
12