ライトノベル– category –
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死神のキョウ
はじめまして、死神です。あなたのことを守りにきました 木に登った猫を助けようとしたら、その木がぶった斬られた。黒いマントを羽織り、日本刀をその手に携え、瞳を金色に輝かせた少女は宙に浮いたまま笠倉恭也に告げた。「あなたのことを守りにきました... -
死図眼のイタカ
護るのも、救うのも、我々の仕事ではない。それは──君の仕事でしょう 地方都市・伊々田市を支配する朽葉嶺家。四つ子の姉妹の中からひとりの跡継ぎを選ぶ二十年に一度の儀式・継嗣会が間もなく行われようとしていた。当主の婿となるべく、幼い頃から朽葉嶺... -
されど罪人は竜と踊る〈1〉Dances with the Dragons
真実は常に退屈で凡庸なものだよ 物理法則に干渉し、様々な事象を操る方程式、咒式。ガユスとギギナは咒式を使い、様々な依頼をこなす咒式士事務所を営んでいた。万年赤字のふたりの事務所に、ガユスのかつての友人経由で舞い込んできた依頼は奇妙なもので... -
幻想譚グリモアリスI されど魔刃の名のままに
大丈夫。君のことは、僕が護るよ。 奇妙な眠り病が世間を騒がせる街。誓護はクラスメイトの女子に呼ばれ、学園の時計塔へ向かった。しかし、そこで誓護を待ち受けていたのは、突然の轟音と地に倒れ伏すクラスメイト、そして黒い稲妻をその身に纏った少女だ... -
カッティング3~Case of Mio Entanglement~
人は何で孤独を懼れるのか、分かります? この世の何よりも恐ろしいのが、“自分自身”だからですよ ミオとカズヤのふたりで過ごした夏休みが終わり、新学期が始まった。想いを深め、互いを知っていくための歩みを少しずつ進めながら。ひととは違う生を背負... -
狼と香辛料〈8〉
だが、大物では通れない小さな道が世の中にはたくさんある 『狼の足の骨』の噂を追い、港町・ケルーベへとエーブを先回りしたロレンスたち。エーブから紹介を受け、とある商会で仕入れた情報から、『骨』の情報の信憑性に確信を深めるロレンス。しかし、ケ... -
アストロノト!〈3〉
そんなんだったらあたし……! ホントに王妃になっちゃうんだからね!! 宇宙を飛び続ける船・光天はサベラやラキザミたちを乗せ、火星に到着しようとしていた。一方、ノトとレンビアは、その距離を微妙に縮めつつも、決定的な一言を言い出せずにいる。そして、... -
魔女ルミカの赤い糸〈3〉 錆びついた時計塔
ねぇ先輩。……本当に、わたくしのこと愛してくださっていますか? 街で頻発する少女失踪事件。これが悪魔の関わる事件と踏んだ松明の騎士団は調査を続け、由奈も疲労が溜まっている様子。それを横目に留美華と穏やかな毎日を送ろうとする琴也は、けれど彼女... -
タロットの御主人様。〈4〉
……偶然であっても、誰かが誰かと出会うってのは、きっと意味があるんだよね 4人の美少女と一つ屋根の下での同棲生活。秋人には刺激の強すぎる毎日が続いていた。四阿家を巡る大人たちの策謀に、そんな彼らが気付くはずもなく……。そして、秋人はアメジステ... -
ラッキーチャンス!〈3〉
わたしはお前をただ幸せにするんじゃない。これからは“とびっきり幸せ”にするんだ! ありがた迷惑なことに不運に愛された雅人にとって、試練の日がやって来た。月に数度の大災厄の日。普段の不運に輪をかけて悪化する雅人の運気。果たして無事に明日の朝日...